六月のわすれもの

好きな事を好きなように。

ジーザス・ クライスト=スーパースター

 

2018年2月13日

劇団四季

『ジーザス・ クライスト=スーパースター』

@オリンパスホール八王子

 

 

 

2018年を迎えて初めて〝生〟で観る舞台という事で、2月になってから早く早くと、ずっとドキドキしてました。


昼間は病院へ用事があって、それから薬局へ……。時間大丈夫かなと少し不安を抱えつつ、頑張って八王子へ向かって、ジーザス・ クライスト=スーパースターを観劇しました。

 

今回取った席は3階席。本当はもっと前の席で観たかったけれど、常に金欠な私はチケット購入時には3階席が精一杯だった……。

 

でも、3階席は舞台全体がよく見える。
開演までオペラグラスを覗いてピント調整。


開演後すぐに真っ暗になって、高い所が苦手な私は3階席で高い上に真っ暗で、座っているはずなのに何だか体がふらふらしているような、下へ落ちるんじゃないかという変な感覚に囚われて肘掛けにしがみついた。そりゃもう必死に。だって本当に怖くて怖くて。高い所苦手なんです。

 

そして明かりがつくと舞台上には倒れる人々が。思わず、おお、と声が出そうになったよ。

 

 

特に記憶に残ったシーンを書いていくけど、まずはひとつめ。

ジーザスに手を伸ばす群衆のシーンには鳥肌がたった。あんなにも沢山の人が手を伸ばしている光景が凄くて、異様で、思わずオペラグラスで一人ひとりを見ちゃった。

 

 

ふたつめは、人々がジーザスに助けを求めるシーン。
目が見えない。体が不自由など、皆がジーザスに治してくれと懇願する。

私が通っていた高校はキリスト教で、聖書を使用した授業があったから、そういえば聖書にそんな記述があったなぁ、とぼんやりと高校時代を思い出した。そんな人々にジーザスは苦悩する。

 


みっつめはユダのシーン。
正直、このシーンの時はちょっと体調が悪くて、座席に座って舞台を観る余裕がある程度には元気だったけれど、気付いたらユダが地面に吸い込まれていっていて、あぁ見逃した、と後悔。そういう意味で記憶に残ったシーン。

 


よっつめはジーザスが十字架に磔にされるシーン。
十字架にかけられる前に、背中を鞭で何度も何度も叩かれるんだけど、叩かれる度に苦痛に顔を歪めるジーザスを観るのが苦しくて、そして背中が血だらけで痛々しくて。
ジーザス自身が十字架を持って歩き、そして十字架に磔にされる。手も足も血で塗れ、弱っていくジーザス。そして、ジーザスは息絶える。

 

 

 

ジーザス・ クライスト=スーパースターの知識はウィキペディアで軽く読んだくらいで、後は高校時代の聖書の授業で学んだ知識のみ。私自身、無宗教の身なので決して詳しい訳ではないけれど、ミュージカル作品として楽しんで観劇できた。

 

歌やダンスはかっこいいし、耳に残る。
台詞がなく、すべて歌なのは素敵だなぁと思った。

 

語彙力のない私にはこんな感想が精一杯。。。

 

 


八王子公演のキャストはこちらでした。

 

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本当に個人的な感想だけど、舞台の時って開演前はいつもお手洗いに何分間か並ばなきゃ入れないという感覚だったのですが、今回は並ばずにスムーズに入れました。


オリンパスホールにトイレが多いのか、回転が早かったのか、皆お手洗いを使用しなかったのか、わからないけれど。

 

前回、アラジンを観劇しに四季劇場へ行った際は並んだのでスムーズですごく安心した。すっごい心配性なのでお手洗いへ行く事は私にとって必須事項なのです。特に今回は途中休憩のない公演だったので余計に。


後、私が使用したお手洗いだけなのかもしれないけれど、すべて洋式でよかった。和式はどうにも苦手なのです。というどうでもいい情報。

 


観客は私よりも年上の方が多く観劇に来ていたけれど、中には制服姿の方もいたので、色んな年齢、性別の方が観に来ていたのだなぁという印象。


幼い子供を連れた人や、お友達同士、カップル、学生の子供と親子で……。もちろん、私みたいに一人で観劇の方も。

 

 

帰り道、「事前に何も調べずに観たからあんまり物語を把握できなかった」と話していた方もいたので、やはり事前に調べる事は必須みたいですね。

 


観劇できて良かったと思えた作品でした。
また機会があったらぜひ観たい。その為には無駄遣いをやめないとね。

 

四季作品なら次はノートルダムの鐘が観たい。